結衣子は今日のことだけ考える!

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元祖乙女ゲーム「アンジェリーク」の魅力。恋よりも少女の成長がメイン?

電子書籍で面白い漫画がないか探していたら、アンジェリークが再度漫画化されていて驚きました。漫画1巻の発売日が2015年。結構最近ですね!

読んでみた感想としては、アンジェリークルトゥールも悪くはないのですが、私は実際にキャラクターデザインをされた由羅カイリさん著の「アンジェリーク」の方が好きです。

アンジェリークは元祖乙女ゲームと言われていますが、私は漫画の方を先に好きになり、その後ゲームでも遊びました。由羅カイリさん著「アンジェリーク」の漫画の魅力を語りたいと思います。

 

 

ゲーム「アンジェリーク」の内容

ゲームの内容としては、シュミレーションゲームです。アンジェリークのシリーズにもよりますが、牧場物語が好きな方はアンジェリークも楽しめると思います。

私がプレイした経験があるのは、「アンジェリークトロワ」です。

宇宙を統べる女王の候補として、ライバルと競いながら大陸を育てていきます。大陸を育てていく傍ら、守護聖たちとの恋愛を楽しめるというものです。

「久しぶりに遊びたいな」と思い最新作を探してみましたが、PS VitaかPSPを買う必要があり、ひとまず断念しました…。描き手が変わると、同じキャラクターでも印象が違って見えますね。

元祖乙女ゲームと言いながら、漫画版では恋愛要素は少なめ?

ここからは、ゲームではなくて漫画版「アンジェリーク(由羅カイリ著)」の話になります。

懐かしくなって、アンジェリークを読み返してみました。意外にも、主人公がモテモテ、といった感じには描かれていません。

守護聖たちは主人公のアンジェリークにも、ライバルのロザリアにも好意を示していますが、「恋愛感情」と言うより「敬愛」に近いように感じます。

アンジェリークが一人モテということもなく、守護聖たちはアンジェリーク、ロザリアの両方を大事に扱っています。

漫画ではアンジェリークもロザリアも守護聖と恋に落ちるのですが、特定の相手との恋愛が本格的に始まるのは、全11巻中9巻からです。大まかに言うと、9巻で恋愛感情に気付き、10巻で2人の時間を楽しみ、11巻で終わりなので、本当にあっという間でした。

少女の成長を見るのが楽しい

女王候補として幼い頃から教育されてきたロザリアと、普通の女子学生だった主人公アンジェリークが試験で競い合うことになります。

何の準備もせず女王試験にのぞむことになったアンジェリークは「なんで自分が選ばれたのだろう」とか「私が女王になんてなれるのだろうか」とか心配でなりません。

もし、漫画をお持ちでしたら1巻と最終巻の11巻を見比べてみてください。

1巻では優しさの象徴である水の守護聖リュミエールに頼りっきりで、悩んでは泣きついてばかりでしたが、最終巻ではリュミエールに「何か困っていることがあるのか」と聞かれても、「相手に答えを求めてはだめだ、答えは自分の中にある」とリュミエールの優しい言葉を振り切ります。

周りに助けを求めてばかりいた少女が、自分の力で歩き始めた姿を見ると、今はもう大人になってしまった私も、勇気がもらえました。弱いながらも、自分の意志で進もうとする内なる強さは、とても美しいです。

当時はランディが好きだった

作者の由羅カイリさんがおまけページで書いていてなるほど…と思ったのですが、ランディはどちらかと言うと少年漫画のヒーロータイプです。何事にもまっすぐで、持ち前のリーダーシップと勇気で仲間を導きます。

少女漫画の相手役としては、情熱的で女性への気遣いが細やかなオスカーが適任かもしれません。実際に「アンジェリーク」と検索すると予測で「アンジェリーク オスカー」と出てくるほどなので、オスカー人気は高いのだと思います。

当時アンジェリークにハマっていた頃は、ランディが好きでした。でも今読み返してみると、ジュリアス、クラヴィス、オスカー辺りの方が惹かれました。

ランディの年齢設定は18歳、ジュリアスとクラヴィスは25歳なので、単に自分と年齢が近いキャラクターに惹かれているだけなのかもしれませんが。笑

それにしても、好みが変わっても登場キャラクター内でカバーできるとは、さすが元祖乙女ゲームの設定です。広くカバーできているので、誰がやっても「好きなキャラクターがいない」ということはないのではないでしょうか。

闇は人を不安にさせるが、一方で安らぎも与える

アンジェリークの漫画を読んでいて、心に響いた部分です。守護聖の中には、闇をつかさどる守護聖クラヴィスがいます。

大陸を育てるために、わざわざ闇の力を送るんです。もし自分の心に闇を感じたら、なんとかして取り除きたいと思います。闇の部分はないに越したことはない、それが私の意見でした。

アンジェリークの中では、「闇は人の不安をかきたてる」としながらも、闇に関してプラスの見方もしています。闇の中にいると外見にとらわれず自分の心を信じられるとか、闇の安らぎで心が落ち着く、とかです。

確かに人は光ばかり浴びているのも、疲れてしまうのかもしれませんね。1日のうちに朝と夜があるように、日々の生活の中にも光と闇があることで、心のバランスを上手く維持できているのかもしれません。

 

アンジェリークの漫画にもし興味をもった方がいらっしゃったら、ぜひ読んでみてください!

 

結衣子